欲望の捌け口

勢いで書いてます

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

妖姫のおとむらい 希

妖姫のおとむらい (ガガガ文庫 ま 7-1)作者: 希,こずみっく出版社/メーカー: 小学館発売日: 2016/11/18メディア: 文庫この商品を含むブログを見る希の紙媒体ということで個人的に買わずにはいられなかった作品。希氏がシナリオと手掛けるraiLsoftの美少女ゲ…

懺悔録─我は如何にしてマゾヒストとなりし乎

僕が勝手に師匠と呼んでいる天野哲夫aka沼正三の最期のエッセイ集。僕にとっては宝物のような本である。 師匠の本は家畜人ヤプーが有名すぎるのもあるが、それ以外の作品も素晴らしいのにほとんど注目されていない。天野哲夫名義の本はほとんど絶版にもなっ…

鬼/あとがき

ジャパニーズHIPHOPシーン屈指のリリシストとして名高い鬼のベストアルバム。 ジャズ風のトラックに渋さと甘さが両立した声とフロウそして美しいリリック。 文句のつけようがなく素晴らしく、僕なんか2年間聴き続けている。 この人今何してるんだろうか。捕…

バーナード嬢曰く①~③巻

アニメも現在放映中で話題作の1つ。 個人的にはここ2~3年で読んだ漫画の中で一番面白かった。 SFファンとは名乗れないまでもSFが好きな僕としては思わずあるあると呟いてしまうような場面も多い。そして「よかった!イーガンみんな全部理解して読んでるわけ…

海辺の週刊大衆

個人的に今年読んだ本で一番ひどかった本。 でもこんな死ぬほど退屈な本が好きな人も一定数はいるのかもしれない。信じられない。オーマイゴッド。あらすじにひかれてなにも考えず興味本位で買ってしまった過去の自分を殴り飛ばしたい。あらすじ以上のことは…

ポスト・フクシマの政治学

政治学の入門書として使える本だ。 副題名にもある通り、新しい実践の政治学をめざしてということで政治学の入門書としてだけでなく、僕たち一般市民が3.11以降の政治にどう関わっていくべきかという道も提示してくれている。入門書として優れている点として…

太陽を盗んだ男

皆大好きこの映画。パワーあふれるこの映画。菅原文太がかっこいい。銃弾8発受けても死なないんだぜ?一発は完全に心臓辺りに食らってるのに死なないんだぜ?ヘリコプターから落ちても死なないんだぜ?最高かよ。 池上季実子が可愛い。石原さとみ様のような…

The Cool Core/呂布カルマ

前から人気は高かったが、最近のバトルブームの影響もあってか今や超有名ラッパーになった呂布カルマ。当たり前だがフリースタイルより音源の方がやばい。最高にクールでdopeな曲ばかりだ。バトルでは韻踏んでないなんて言われてるが音源では踏みまくってる…

スキャナーにに生きがいはない

そういえばコードウェイナー・スミス読んだことが無かったので購入した。半世紀以上前に書かれた短篇集ということで古臭さを感じるものの随所に光るところがあるのも事実。人間狩猟機11号が可愛い。僕が個人的に好きだったのが「ガスタブルの惑星より」だ。…

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) 作者: フィリップ・K.ディック,浅倉久志 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 1977/03 メディア: 文庫 クリック: 11回 この商品を含むブログ (17件) を見る 僕は情調オルガンが欲しい。まるで…

猫撫ディストーション

猫撫ディストーションという名のHなゲームを遊んだ。僕は元長先生のsense offという名のHなゲームが大好きで、遊んだ当時はこれが原因で涙が止まらなくなる病に罹ってしまった。もちろん嘘だが。しかし、こんなトンデモナイ比喩表現で褒め称えてしまいたいく…