海辺の週刊大衆
個人的に今年読んだ本で一番ひどかった本。
でもこんな死ぬほど退屈な本が好きな人も一定数はいるのかもしれない。信じられない。オーマイゴッド。あらすじにひかれてなにも考えず興味本位で買ってしまった過去の自分を殴り飛ばしたい。あらすじ以上のことは何も起こらずあらすじで作品が完成してしまっている作品は珍しいのでは?少なくとも僕は始めての出会いだった。そういう作品だと言われればそれまでだ。何も考えずに買ってしまった僕が悪い。
しかしこんな内容の本を1300円とは高いもんだ。この本にツッコミを入れることはナンセンスなことなのかもしれない。でもこれを評価する人がいるのなら何を考えながら読むんだろう。凄い興味深い。1300円払って主人公がつまんないことやってる場面で笑うのか。それとも主人公の立場に同情して泣いてしまうのか。それとも何も起こらないからよいのか。
うーむわからん。だれかこの本の楽しみ方を教えてくれ。できればこの本に書かれているようなツマンナイ楽しみ方じゃなくて。
ところでこの本の帯にはキングオブコメディの高橋氏がコメントを寄せている。僕の記憶が正しかったらJKの制服を盗んで捕まった人だったはず。恐らくこの帯を書いた数か月後に事件が発覚して逮捕されたのだろう。そんな高橋氏が帯に寄せたコメントがこれだ。
我々の傍らには、当たり前のように週刊大衆しか存在しない世界が広がっている。
うーむ。意味が分からん…
僕たちの世界に当たり前のように週刊誌しかない世界が広がっている??
はっ!!まさか高橋氏は自分が数か月後に逮捕され独房で過ごすことを予言していたのか!?無人島の海辺を独房として捉え未来の自分が同じようにクソつまらん思考をするだろうと予言したのか!?
今後の高橋氏の言動に注目する必要があるのかもしれない…